「俺流プレゼン上達法」を考えてみた

mitchell_desu2007-12-17


まいど!ミッチェルです(´∀`)ノ
今日は、ぺぱちぇさんの「俺流プレゼン上達法」にトラバってみます。
http://redwing-don.jugem.jp/?day=20071214

保育園のスタッフの方たちは、会議などで話をさせると、話をするのが上手いのだという。
(略)
それは、なぜか。答えは「毎日、園児たちに話をしなければならないから」。

たしかに会話が上達するという一面は事実だろう。しかし、会話を導くまでのプロセスにこそ彼女たちの説明上手のカギがあるのではないかと考えた。

先日、知人の女性から聞いた話。彼女は大学で教育学を教え、今は小学生を教えてる人だ。で彼女曰く

「子供はアウトプットを求めると怖がる。なのでまず書いてあることを声出して読ませることから始めた。私に分かるように読んでみて。女優さんになったみたいにもっとドラマチックに」

という具合に、アウトプットする恐怖を取り除いて楽しませるのが学習のコツだとか。うまくアウトプットを引き出してやれば成績は伸びるそうだ。
そう考えると確かに、保母さんのイメージというと、子供が書いたガジガジの絵を一緒に見ながら「これなあに?これだあれ?」と引き出してるイメージがある。

また、引き出したものを聞く能力に長けてるんじゃないか。たしかに保母さんは普段、子供を相手にしてるだけに話をするのが上手くなる効果は当然あるだろう。しかし同時に、子供の支離滅裂な話を上手に整理する能力に長けているんじゃないかと。子供から上手く望みを引き出す、それを上手に整理することで問題の本質を的確につかむ。だからはじめて適切な話ができるんじゃないかと。

だからコンサル氏の質問も的確に把握し、返答できたのではないか。それをコンサル氏は

そこらへんのビジネスパーソンよりは、よっぽど筋道立てて分かりやすく話ができる

と感じたのではないか。

プレゼンというのは会話同様に、それ単体で存在するものではない。あくまで双方向のコミュニケーションの一部。だから顧客から聞かれてること、望まれてるものに合致している内容であること、それこそが「いいプレゼン」の要素なんじゃないだろうか。それは、口調がハキハキしてるとか、グラフがきれいなんて表層的なものでなく、もっと深層的で本質的な「プレゼン」じゃないだろうかと。

まず「引き出す能力」、そして「聞く能力」、それを「整理する能力」を鍛えること。それが本質的な「プレゼン上達法」なんじゃないかと思った。

プレゼン上達法を考えること。大事な中小企業診断士のお勉強ですな。ミッチェルでした(´∀`)ノ