ダントツNO.1の作り方

mitchell_desu2006-12-24


502オフ会に参加して気づいたシリーズ第2弾★
マンパ受講生のネ申、kuro兄から教わったことをメモってみます(´∀`)ノ

もともとkuro兄は、「成績優秀者の名前発表」の用紙で、その名前だけ知ってましたです。常にど科目でもダントツ1位には、kuro兄のお名前が…。周囲でも、「あのkurogenkokuさんって、どの人だろう?」とウワサになってた方です。


takeoさん(大沢たかお似) のお知り合いだったので、間接的に初めて話さしてもらったです。想像していた「頭でっかちなガリ勉タイプ」とは違って、褐色の肌にサッカーのジャージ&サンダルばき(驚)。はじめて見たとき「きみきみ、教室でサッカーは禁止ですよ」とか思ってた、アノ人でしたΣ(´Д`lll)

■「ダントツNO.1は、なにが違うんだろう?」

で、受講中、きっちりベンチマークさしてもらってたら、kuro兄は金高さんの授業聞いてないし(笑)。で、何してるかっつ〜と、一人で問題文をもう一度やってるみたい。なにしろ必死の形相で、問題文をパラパラめくってたですよ。

でも、本当は何をしてるんだろう???
昨日502オフ会でマンツーになった時、ご本人にバッチシ聞いてきました。「あんときって何してたんですか?」

答えはこんな感じ。

  1. 模範解答を見る前に、独力で「理想の解答」をつくっていた
  2. コツは、あらゆる可能性をピックアップしてそこから優先順位をつけて解答を作成する。
  3. 講義終了後の1時間程度、喫茶店で仲間と「理想の解答」について議論する。2.のステップでピックアップを済ませておくから、議論は有意義なものになる。
  4. 議論をするときに与件を参照しているようでは甘い。与件に何が書いてあったか?それが全部頭に印象づけされていないようでは「理想の解答」には近づけない。
  5. 家では別のタスクが待っているので、この事例を解くのは4で最後。

う〜ん。「ダントツ1位のつくり方」は、かくも厳しいものなのか!?

2.「あらゆる可能性をピックアップしてそこから優先順位をつけて解答を作成」なんて、将棋の羽生名人みたい。一見、時間かかって不合理なやり方かもしれませんが、こうした過負荷な経験を積むことで「あ、これは以前考えたことのあるロジックの道筋だ」という風に、似たケースについては考える時間をショートカットできる。

私が仕事上おつきあいした方で、明らかに決断が早い人って、決してアドリブに強い人じゃなくて、一度はその案件について深く考えた経験がある人ってことがほとんどですね。1つの事例から、多くの「考えの道筋」を得る。 選択肢の数を増やす。引き出しを多く持つ。
これが「質の学習」ってヤツなんでしょうか?

4.「与件に何が書いてあったか?それが全部頭に印象づけ」も、成績優秀者に共通したコンピテンシー・モデルです。マンパでお世話になった2宮先輩(仮名)も、休憩時間で雑談してるときに、与件がハッキリと頭の中に入っていることに驚かされました。私の場合、「あ、2ページ目の右上あたりに書いてあったような感じ?」とは思い出せるんですが、文言レベルの「ハッキリ度」が明らかに違いました。2宮先輩(仮名)がオートフォーカスカメラなら、私が手ブレまくりの写真。。。

「与件を読み込め」とは、「ボールをよく見ろ」と同じように当たり前に使われる言葉ですが、この程度まで「読み込む」ことが求められてるんですね。ん〜、キビチ〜!!!

けど、オデだって診断士合格はGOALってワケじゃない。 だから、これからも優秀な方のコンピテンシー・モデルをキャッチして、貪欲にパクっていきたいと思いましたよ(⌒▽⌒)ノ