「王さまは裸だ!」と叫んでみる
はい!駄文日記のミッチェルです☆
人通りの少ない日記なので、夜間の女性の一人歩きは気を付けて下さい。
本日は典型的なダメ書評です。最後まで読んだら後悔します。この日記を開いてくれたアナタに感謝します。ありがとうございました。どうぞお気をつけてお帰り下さいませ。
…う〜ん。これ言ったらバカにされちゃうから、今まで内緒にしてたんですけど。今日は思い切って、「王さまは裸だ!」と叫んでみたいと思いマッスル。
えっと、バーバラ ミント女史の「考える技術・書く技術」って、いい本ですか???
[考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
- 作者: バーバラミント,Barbara Minto,山崎康司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1999/03/01
- メディア: 単行本
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「ロジカル・シンキングを語るなら、まずこの本を読め」。そんな世間の風評を気にして、入手したのがたぶん02年だったはず。なんともスッキリしない本だったんで「オデにはまだ早かったか」としばらく寝かせておいて、今日久々に読んでみたです。
「これって、絶賛に値するのかなぁ・・・。」やっぱ感想は、そんな感じでした。
…あ、違うんです。
なんか有名人を無闇にけなすことで、まるで自分が高みに登ったような気になりたいというアレではなく、本気でピンとこないというアレなんです。ちゃんと最後に代替案を示しますんで、ホントかんべんして下さい。
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ということで、すいません。つっこまして下さい。
■第1〜2部をつっこむ
「確かにそうだねw」
って思うのが、ピラミッド構造んとこだけ。
…でも、こんな単純なこと説明すんだったら、A4用紙2枚でよくね?
てか、ピラミッド構造とか、ネーミングがちょっと大上段すぎじゃね?
■第3部をつっこむ
「プロのコンサルタントや企画提案を業務とする人を対象にした」ってことですが。。。
1.曖昧な「の」が多すぎて、何を言いたいかを一つに特定できない
(これは翻訳がマズかったんだろうか?)
2.具体例としてピラミッド構造に当てはめてますが、他のフレーム使った方がMECE簡単にできんじゃね?
(バリューチェーン・モデルとかフィッシュボーン・チャートの方が妥当な例もちらほら・・・)
3.分類への落とし込みが、データベースで言うとこの正規化ができてなくて気持ち悪い
(なんかレベル感の異なることがらを並列で述べてる感が・・・)
■第4部をつっこむ
かなーり形式的なことに終始してて、こんな表層的なことなら、ちょっと気が利いた椰子なら「良いレポート」を3とおりも見たら気づくと思うが。。。
これなら「新聞みたいに、大見出し・中見出し・小見出し・本文って分けて書こうよ」で、済む話かと。。。
それになんかMicrosoft Office Wordな感じで、平面チックが古臭いんすよね〜。
■で、代替案を
オデ的にもっと参考になった本を挙げて、それを代替案とさせて下さい。
▽文章の書き方について
「超」文章法 野口 悠紀雄著
- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/10/01
- メディア: 新書
- 購入: 9人 クリック: 191回
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▽ドキュメントの形式について
ロジカル・プレゼンテーション―自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」高田 貴久著
ロジカル・プレゼンテーション 自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」 [ 高田貴久 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 経営 > 経営戦略・管理
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,944円
…この2冊の方が、ダメ翻訳リスクも回避できて、かつ分かりやすいと思います。
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「この本の良さを理解できないから、貴様の文章は読みにくいんだ」
って、つっこみは完っ璧に成立しますです。
最後まで読んじゃった方、すいません。
ほんと、天にツバするような日記でしたです…orz